【事例紹介】「経営の仕組み化導入」で「安定した経営」を。創業24年のスマイル商事様の事例
「経営の基礎づくり」を強化。家族経営の強みを生かす
今回、経営研修のご依頼をいただきましたのは不動産売買・仲介業を営む沖縄県浦添市にある「スマイル商事」さん。創業24年の会社です。
スマイル商事さんは顧客からの「信用」が厚く、集客や広告を行わずとも顧客からの紹介で売上が伸びている会社でした。ご家族で経営されていることもあり「しっかりした経営基盤を作りたい」「この先の経営を安定したものにしたい」ということで「経営基盤を作る仕組みを導入したい」とご紹介がありました。
そこで今回は「会社の基盤づくり」を軸に置いた1年間の「経営の仕組み化研修」プログラムを実施いたしました。
「家族経営」のよくある課題は、家族間の信頼関係が厚い故に「シビアなお金の話が業務の後回しになってしまう」「未来をどうしていこうかということは何となくわかるが、実際どのように進めていいかわからない」ことが挙げられます。結果、「今月、今週、今日、経営をどうよくするのか」といった具体的な経営施策が不明瞭なまま経営の成長が鈍り「現状維持」になることもあります。
「家族経営の強み」は一体感を持ってスピーディーに信頼しあって物事を強く、大きく動かせること。
家族が一致団結し目標、目的、毎日の業務を明確にする「経営の仕組み」を取り入れることで家族経営の「強み」を生かして「人情に厚く」「数字に強い」家族経営が可能です。
経営理念・事業計画・月次決算・資金繰りなどの「経営の仕組み」が明確であれば「数字が見えて」「守りの経営」が可能です。結果、来月、来年の「お金の動き」が見える。「怖くない」「潰れない」「いつもゆとりがある」経営ができる。そのような「攻めの経営」ができる状況を作るべく「経営の仕組み化」を重視して研修を進めさせていただきました。
主な経営研修内容
–経営研修目的・目標–
10年、20年先も安定した経営ができる
経営の仕組み化(PDCAサイクル)
資金繰り(安定したキャッシュフロー)
レバレッジ集客(「いつもの行動」を売上につなげる)
労働時間削減(時給の低い仕事を排除する)
–経営戦略研修–
経営理念策定
個人理念策定
事業計画
月次決算
資金繰り計画
資金調達
集客計画
–戦術オペレーション研修–
名刺・パンフレット等
販促物ディレクション
自己紹介ワーク
役割分担
業務仕分け
集客導線設計
人と財産を結び、お客様にスマイルを
スマイル商事さんの「強み」は「お客様にスマイルを提供する」という熱意と実績です。不動産は「投資」や「収益」など「数字」で物事が動く側面がありますが、お客様に対して「気持ちよく」「長い目で見て」「後悔しない」目線でお客様に提案できる不動産業者さんはそう多くない印象です。
スマイル商事さんが創業26年にして大きな宣伝もせずここまで着実に事業が伸びているのはお客様に「気持ちよく」「長い目で見て」「後悔しない」取引を提案し続け、実際に達成し続けたからこそだと思います。
研修終了後、大きな案件も入り、売上が右肩上がりのスマイル商事さん。売上が上がるとそれに伴い、キャッシュフローの「入り」と「出」の管理が難しくなりがちですが、社員が一丸となって自ら「事業計画の引き直し」や「事前の資金繰り」などを実践できるようになり「守りにも強い」「実現したい未来から事業計画を自ら創る」会社に成長を遂げた印象です。
ぜひこれからも「人と財産を結ぶ」不動産業を通じて顧客、社員、その周りのご家族に「スマイル」溢れるサービスを提供し続けていただければ嬉しく思います。ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
Office-OYAKAWA
担当コンサルタント 親川政明
ご感想アンケート
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会社スマイル商事(不動産業) 様
理念 人と財産を結びお客様にスマイルを
業務内容 不動産売買・賃貸仲介業
住所 沖縄県浦添市宮城5−1−5
創業 平成6年4月
代表者 嘉手納 学
宅地建物取引業者票 沖縄県知事(3)第 3601号
HP http://smile-okinawa.net/
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